『嗜好品』について

みなさま、こんにちは。

 

今回は嗜好品についてお話をさせて頂きます。

嗜好品とは→『飲食物の好み』や『たしなむこと』という意味です。

 

イメージとしては、メインのお食事、必ず食べなくてはいけないもの、というよりも、味や香り、風味を楽しむというものだと思います。

例えばお酒類(ワインや焼酎)、コーヒー、紅茶、タバコなど。

お仕事中の息抜きやリフレッシュタイムにお好きなものを召し上がる方も多くいらっしゃるかと思います。

 

その一方で、『コーヒーは歯が茶色くなるからがまんしている』というお声をよく聞きます。

コーヒーや紅茶、赤ワインなど、色の濃いお飲み物は、歯の表面に『茶しぶ』として付着する場合もあります。

 

歯の表面は一見ツルツルして見えますが、前歯は意外にも奥歯のようにたくさんの溝があります。

その溝に汚れが入り込み、汚れにコーヒーなどの色が付いて茶色く見えています。

つまり茶しぶは、『磨き残しが染まったもの』なのです。

 

溝の他にも、毎日酢の物や炭酸飲料、グレープフルーツジュースなどの柑橘系の果物がお好きで召し上がっている方は酸により、歯の表面の溶かされてしまい、凹凸ができて着色することもあります。

着色の全てが磨き残しが原因ではないのです。

もちろん、磨き残しが少なければ少ないほど茶しぶも付きにくくなってきます。

歯の表面の厚いバイキンのかたまりになってしまいます。

 

そうなると歯ブラシでは落とせなくなるので、歯科の専門の道具で落とさなければなりません。

古い汚れになってからでは、落とすのに時間も費用もかかってしまうので、日頃から『磨き残しをつくらない』ようにして頂くのが一番の着色予防方法です。

 

みなさまも、コーヒーやワイン、タバコなどの嗜好品を楽しむのが『毎日の楽しみ』かと思います。

ストレス解消のためにも役立つこともありますが、適度に適量を!というのも大切なようです。