『バイオフィルム』?????  旭区 歯科

みなさま、こんにちは。

今回は聞きなれない、『バイオフィルム』のお話しをさせて頂きます。

最近は、全身疾患と歯周病について、どこの健康番組でも、『お口の中のバイ菌が全身に回り、様々な病気の原因となっている!』とお話しされています。

そもそもお口の中のバイ菌とは、具体的にどこにいるのでしょうか?

お口の中の様々な常在菌、いい菌も含めて70%の菌は舌の上にいるとされています。

歯ブラシの後にはぜひ「舌磨き」を欠かさずしてください。その際は歯ブラシでゴシゴシしてしまうと、舌の細胞がはがれてしまい、味覚障害になってしまう可能性もありますので、舌のお掃除には、柔らかい『舌ブラシ』を使用して頂くのをお勧めいたします。

その他、頬の内側や舌の下などにも常在菌は存在します。一番厄介なのは歯の表面や歯ぐきの中に存在する菌です。お口の中の唾液成分(ペリクル)の薄い膜が付着したところに、細菌がついて増殖します。そうなると、ベタベタしているガムテープの表面のようになり、そこへ他の細菌もどんどん付着し、歯ブラシでは取れない『バイオフィルム』を形成していきます。

たくさんの種類の細菌が集まったバイオフィルムは、うがいやデンタルリンス、抗菌剤を使用しても除去できません。わかりやすく例えると、台所やお風呂の排水溝の『ヌメリ』と同じものがバイオフィルムです。このヌメリがムシ歯や歯周病などの原因となります。

そのバイオフィルムは、歯科でも薬品などでは除去できないため専門の器具で除去していきます。物理的にひっかいて落とすといった方法です。この方法で除去しても、2~3週間経つと唾液の中の成分がすぐに付着し、繰り返し細菌の層になってしまいます。

そういった最近の巣を増やさないように、3ヶ月に1度は定期的にバイオフィルムを除去させていただくと、全身疾患の予防にもつながります。

何事も治療より予防が大切です!

ぜひ悪さをするバイオフィルムを除去しにいらしてください!